染め替え事例
色無地の染め替え
若くなってしまった色を落ち着いた色に染め替えしました。
染める色が淡い色なので脱色してから染め替えました。
光沢のある綸子系の生地は、染める色見本より薄く見えてしまいますのでご注意を。
着尺
八掛
【料金】着尺・八掛 脱色・染め 24,200円(税込)
※仕立代は別途料金がかかります。
白生地の染め
長い間大切にしまっていた白生地があり、見てみると黄色いシミがかなりありました。
いざ染めようとご依頼されましたが、染めてもシミが目立ってしまう色があります。
そこでシミが目立たないようにシミと同系色である金茶系の色に染めました。
白生地に黄色いシミが数か所あります。(加工前)
金茶系の色に染めました。(加工後)
シミの部分の拡大。シミが目立たなくなりました。
薄色や紫などの濃い色に染めてもシミが目立つ場合があります。
濃い色に染め替える場合は、スレが出る可能性もありますので
染める前は、一度相談された方がよろしいかと思います。
色無地の染め替え時の家紋
色無地を染め替えする時、染め抜き紋は、染まってしまいます。入れ替える場合は、染め替え前に家紋を紋落とし、染めた後に家紋の入れ替えをします。家紋を入れ替えず、落としたい場合は、そのまま染めてしまいます。仕立てする場合は、家紋を前身頃側に持っていくと家紋が出ませんので家紋を落とす必要がありません。染め抜きの家紋を染めた画像がこちらです。白い部分は染まり、黒い線だけが残ります。